① Twitter Web パーツの廃止

Twitter Web パーツは、SharePoint ページ内の Web パーツ ツールボックスから選択できなくなります。

サード パーティのアクセスに関する Twitter の使用条件の変更により、Microsoft 365 の SharePoint の Twitter Web パーツはサポートされなくなり、Web パーツ ツールボックスおよびMicrosoftが作成したサイト テンプレートから削除されます。
この変更は 9 月中旬にロールアウトされる予定です。

関連サービス：SharePoint Online

② SharePointアプリ追加の許可の仕様変更について

この変更の実装後、サイト所有者は、テナント管理者によって明示的に承認されていない限り、アプリケーションを登録したり、アクセス許可を更新したりできなくなります。

アプリケーションを登録しようとすると、”SharePoint 管理者はサイト所有者に Azure アクセス制御 (ACS) プリンシパルの作成を許可していません。SharePoint 管理者に問い合わせてください。“という通知が表示されるようになります。

同様に、アプリケーションのアクセス許可を更新しようとすると、”SharePoint 管理者はサイト所有者にアプリのアクセス許可の更新を許可していません。

既定の動作を変更するには、テナント管理者がシェルコマンドを実行してフラグを TRUE として既定値の FALSE を置き換える必要があります。
フラグが TRUE に設定されている場合、テナント管理者とサイト所有者の両方がサービス プリンシパルを作成または更新できます。

ロールアウトプロセスは8月下旬に開始され、9月中旬に完了する予定です。

関連サービス：SharePoint Online

③ OneDrive 同期での Office ドキュメントの競合解決に向けた更新

OneDrive 同期アプリでの Office ドキュメントの競合を解決するために、エクスペリエンスを更新しました。

以前は、競合に対して [解決] アクションをクリックすると、ユーザーは Office デスクトップ アプリでファイルを開いて変更をマージするか、ファイルの両方のバージョンを保持するかを選択する必要がありました。
この変更後、ユーザーは Office で競合しているドキュメントを開いて変更をマージすることしかできません。ドキュメントをフォークするオプションは削除されます。

ユーザーは両方のドキュメントを保持できなくなり、同期の競合を修正するには、対応する Office デスクトップ アプリで変更を開く必要があります。

2023 年 8 月初旬に Windows と macOS の運用リングへのロールアウトを開始し、2023 年 8 月下旬までにロールアウトを完了する予定です。

関連サービス：OneDrive for Business